|
今日見た映画は「experiment」 ジャケットの画像を探したがなかった。残念。
TSUTAYAで何を見ようかとブラブラしていたときに発見した。 準新作で、おそらくドイツ映画。(ドイツ語しゃべってたから)
ジャケットのあらすじを読むと、
『囚人を更生させるためのプログラムに参加した囚人たちが、看守の 暴力を受けながら抵抗力を削がれ、精神が崩壊していく様を描いた・・・』
的なことが書いてあり、「es」を髣髴させ非常に興味がわいた。
冒頭では主人公が刑務所に入り、どこかの心理学者が考えた更生プログラムに 参加する。そこでは見ててこちらが立腹するくらい理不尽な態度をとっている 看守がおり、期待通りのストーリーに見えた。 しかし、ここからが「es」と違った。 「es」は被験者を看守役と囚人役に分け、その被験者らの精神状態の 変化をかなりリアルに描写したもので、言葉は適当でないが、実験の 映像をそのまま見せられている印象を受けたし、非常に衝撃的であった。 この作品は「es」に比べてヒューマンドラマ的な要素が多い。
・もともと看守は看守、囚人は囚人である。 ・主人公は2年の禁固刑であるが、妹のため4ヶ月で出所が約束されるプログラムに参加した。 ・主人公の家族の様子が時折挿入される。 ・プログラム担当の心理学者は、訓練の様子に異議を唱える。 等々
結局、命の危険を感じさせる部分はほとんどなく、精神の崩壊のようすも ほとんど描かれていない。
「es」をイメージした僕にとっては若干期待外れであった。
スポンサーサイト
|
|
|
|
200605142219 |